闘魂はちまき
6年生のお母様、闘魂はちまきを締めたお子さんの姿は、いかがですか?
引き締まって見えますか?
まだ似合っていませんか?
夢ゼミに来てくださっているお母様方や、稲田塾に昔からご縁のある方の中には、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
このはちまきができたのは、もう随分と以前のことになります。
20年前。
私が国語科を担当し、現社長が算数科を担当していた、まだ二人ともが20代の頃。
そんな私達ペアに、中学受験の最終学年である6年生を担当するようにとの指示が出ました。
当時は若かったので、ただただ勢いだけで、子ども達を引っぱって中学受験に挑もうとしていました。
少しずつ寒くなり、受験という責任を、子ども達を合格に導いてやりたい、いいえ、合格させなくてはいけないんだとわかり出した頃のある
日、
早めに行った職員室には、既に算数科のI先生が来ていて、
机の上の硯と筆を指差して、私に言ったのです。
「僕、字がきれいなわけではないから、墨するわ。
S先生(私の旧姓)、この布に字を書いてくれへん?」
「何、これ?」
「はちまき」
「はちまき?」
「うん、俺らに付いてきてくれている子ども達の少しでも力になれることがあるなら、今はなんでもしたいねん。
勉強を教える以外に何ができるかなぁと考えてて、はちまきを思い付いてん。
書いてくれる?」
まだまだ若い私達に、ただただ熱いだけの私達に、それでも子どもを思う気持ちは他の誰にも負けない自負はある私達に
必死で付いてきてくれている子ども達に、もっと何かしたいと細く切った真っ白な布と、真っ黒な墨に、私の胸が熱くなったのは言うまでもあ
りません。
ただひたすら書きました。
何枚書いたのか、まったく覚えてはいません。
でも、本当に気持ちを込めて、書きました。
しーんとしていた職員室を思い出します。
ですから、初代のはちまきは、すべて手製のはちまきだったということです。
その20年前の若い講師の気持ちが、ここまで続くなんて、当時の私達に想像できるはずもありません。
今も先生から子どもに手渡される闘魂はちまきには、脈々と受け継がれてきた、子ども達を思う講師の熱い思いが込められています。
それを締めて、本気を出していきましょう。
自分に負けないで。
自分を叱咤激励して。
自分を信じてください、子ども達。
ずっと、応援しています。



コメント